今日も笑顔で!

逗子で特別養護老人ホーム「逗子ホームせせらぎ」を運営しています。
今日は別館ご利用のKさんをご紹介!
入所して、約1年が過ぎ施設にも慣れ、
今では別館2階の人気者!
お風呂とお菓子(食べることが)大好きなKさん。
そんなKさんの愛称はちーちゃん。


入所当初は、女性の後ろに隠れしてまうほどすごく照れ屋で
私が面接に行った際もなかなか目をあわせていただけませんでした。
せせらぎに入所してからも、男性職員よりも女性職員のほうが…
しかし今では私も含め、男性職員にも慣れ日々平穏に過ごされています。
ここで愛称について・・・
施設では基本的に苗字を、さん付けでお呼びしています。
理由は述べることもなく、人生の先輩でありお客様だから。
とは言うものの、すべての方に対して、さん付けで敬語でお話しても
上手にコミュニケーションが取れないのが現実…
生活施設の中で敬語で話をすることにより、丁寧な対応が逆に
ご利用者に不快にさせてしまうこともあります。よく言われるのが
「よそよそしい」「他人行儀ね」などなど。
また、振り向いてくれない場合もしばしば…
せせらぎでは、愛称でご利用者をお呼びする場合には「根拠」を
しっかり持って、敬意を持ってお呼びするようにしております。
ただ「呼びやすいから」や「親しみを持って」という根拠ではだめです。
ご家族が面会に来た際にも、チャン付けでお呼びしている理由を
明確に説明できること、ご家族にしっかりとご納得いただけるような理由で
なくてはいけないということです。
一般のサービス業ではあり得ないことかも知れませんが、生活施設では
極自然なことと考えています。
愛称をお呼びし続けていくことで、慣れというものが出てきます。
根拠を持ってはじめた愛称も馴れ合いでお呼びするようになった時点で
介護のプロでなくなる瞬間なのかぁ?って…
常に尊敬の念を持ち、敬意を表して愛称をお呼びすることが、
大前提ですよね。分かっていてもつい…これが危険なんですよ!!
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